季節感を大切にしながら、素材に向き合い、女性が喜ぶ料理を提供
1978年、徳島県生まれ。辻調理師専門学校フランス校卒業後、フランスの一つ星レストランにて修業。帰国後【神戸北野ホテル】にて山口浩氏に師事。2007年に【神戸迎賓館】のオープニングスタッフとして研鑽を積み、2013年1月よりシェフに就任。【THE GRAND GINZA】シェフとしてレストランのみではなく、ラウンジ・バー・ウエディング・パーティーに関わるすべての料理の考案に携わっている。
「ザ・グラン銀座のシェフとして、日々料理に込めている想いとはどんなものですか?
おふたりと同じ位、結婚式に参列されるお客様に感謝や思いやりの気持ちをもって料理を創っています。だからこそ、当日にもしイレギュラーが発生すれば個別対応することもありますし、味付けやお肉の焼き加減なども個人の要望によって変えています。他社には真似できない「究極のおもてなし」とは何か、を新郎新婦様と共に考え、時にはご提案しながら、ひと皿の先にあるお客様の笑顔の為に。食材と向き合いその持ち味を十分に引き出すことを考えています。
婚礼料理を手掛ける中で、心がけていることを教えてください。
いかにして新郎新婦様、ご両親、列席のゲストの方の「記憶に残り続ける料理」を創り上げるか、を一番に考えています。
そのためには、お二人の人生を振り返っていただき、「何を伝えたいか」「どういう結婚式にしたいか」を明確にする必要があります。
プランナーやお二人から頂いた情報をもとに、そのストーリーを料理を通して形にすることをチーム全員で考え、唯一無二のメニューを創る。その上で、料理としてのクオリティーを最上のものにするために、事前の準備に細心の注意を図っています。
「ザ・グラン銀座」のお料理の魅力をシェフ目線からお客様にお伝えいただけますでしょうか。
自信をもって言えるのは、一生に一回の結婚式にふさわしい料理を提供しているという自負です。
お客様自身、こんなに熱い思いを込めて料理やおもてなしを考えることは人生においてないと思いますし、その期待を越える料理を提供する責任が私たちにはあります。
全スタッフが同じ目線、想いでひと皿に向き合い、高みを目指せるチームがあるからこそ、「ザ・グラン銀座」の料理はどの顧客の心にも響く料理になります。